ECO-MW工法とは、従来の連続地中壁の内、柱列式連続壁、等厚式連続壁等の原位置攪拌ソイルセメント連続壁工事において、セメントミルクの注入量を低減することにより産業廃棄物である泥土発生量を大幅に低減する工法です。従来工法以上の施工性(泥土処理作業、芯材の挿入性)を確保した中で品質を損なうことなくセメントミルクの注入量を低減するためには、本工法用に開発した流動化剤「アロンソイル」を使用します。
又、ECO-MW工法は二酸化炭素(CO2)の排出量を大幅に削減する事ができます。
Ecology & Economy
-
- 建設汚泥が従来工法の50%~60%に低減
- 搬出用大型ダンプの通行量減少 → 近隣周辺の迷惑緩和
- 二酸化炭素排出量を従来工法に比較して40%程度低減
-
- 使用材料(セメント、ベントナイト、水)が従来工法の50%程度
- 建設汚泥処理費の低減
- 施工性向上による造壁時間の短縮
-
- アロンソイル使用による緻密可 → 強度・止水性の向上
- 優れた攪拌性による均質性の向上
- 芯材の挿入がスムーズ → 建て込み精度の向上